函館山と高田屋嘉兵衛
山の麓に屹立するこの高田屋嘉兵衛像をつくった人は、梁川剛一(やながわごういち)という彫刻家です。「ロダンの血が流れている」と賞賛され、この高田屋嘉兵衛像の他に、長崎グラバー園の「蝶々婦人」こと三浦環(みうらたまき)の像などを手がけました。挿絵画家としても活躍した人で、その足跡は函館市文学館で知ることができます!厳しさと優しさをあわせもつ、品格のある美しい彫刻だと思います。